「偽装管理職」読了




偽装管理職」を読了しました。



労働基準法41条2号で定める管理職にマクドナルドの店長は該当するのか?ということが争われた裁判はまだ記憶に新しい。
さまざま事例を基に、それは偽装管理職であり、労働基準法の定める「管理監督者ではない」ということをこの本をでは教えてくれる。

労働基準法の解釈による管理監督者

・自分で自由に出退勤ができる
・人事権を持つなど、経営と一体化した立場にある。
・立場にふさわしい待遇・報酬を得ている



ホワイトカラーエグゼンプション導入の問題、成果主義はグローバルスタンダードではなく、アメリカンスタンダードであること等、色々な角度からの視野を与えてくれる本であり、これを手がかりに卒論用の文献を追っていくことができそうである。

ちなみに本は仕事の移動中に読みました。2時間程度で読めたかと思います。文字も大きくて読み易い本でした。