刑法各論初日

yoshikoo2006-05-03

久々多摩校舎でのスクーリング。

ゴールデンウィークということで、都合もつけやすいし、刑法各論はなかなか試験も難しいし、きっとスクーリングは混んでいることかと思いきや、何だかガラガラでやや寂しい。
とはいえ、担当のM先生の講義は熱くついつい引きずりこまれてしまうものがある。
久々の刑法。ああ、そうだったそうだったと思い出すことが多い。
臓器移植法案その他色々と考えさせられることの多い授業だった。


参考文献として、推薦されていた斎藤先生の「刑法各論(第二版)」を久々に読む。
確か、先生のスクーリングに出たときに買った本である。
そのときも思ったけれど、今読んでも正直勉強しやすい本ではないと思う。
学説がうんとたくさん網羅されていて、どこがポイントなのかわかりにくい。でも、読み物として、考えるための本としてすこぶる面白い。


レポートを書くには向かないと思うし、試験対策にもどうかと思う。
でも、こういう風に反論をするのか、ここまで考えるべきなのか・・・・というそういう部分がすこぶる面白く興味深い本だと思う。
大学の勉強というのは、そういう「のりしろ」部分にどのぐらい拡大して自分の知的好奇心を広げられるかじゃないかと思う。


それにしても、多摩校舎はいつきても気持ちが良いね。