図で整理

刑法というのはやっぱり学説の整理がポイントかなとしみじみ思う。
本を読んでいてごちゃごちゃになってわからなくなるのは、主語から文末がものすご〜く離れていたり、ひとつひとつの文章がこれまたすご〜く長いので、文章の中で前の文章を指していてもいったいどれを指しているのか、「前述」とか「上述」ってどれ指してんのよ!というのがわからなくなってしまう。

これを図にしてみたりして、整理してみると結構わかりやすい。
この文章とこの文章はこういう関係なのねというのがとてもよくわかる。「刑法各論講義」という本は、このあたりが非常によくできているなぁと思うのだ。
だからこそ、司法試験の必携図書にもよく名前が出てくるのかと妙に納得。

そう考えると本当はこの本だけで良いような気もするんだけれど、やっぱりそれでも頭の整理が得意じゃない私には理解が難しいので、マインドマップで図を書いて理解するようにしています。
全く「学問に王道なし」という言葉は、嫌になるぐらい真実を突いていると最近しみじみと思うことが多い。